昨年7月、ライブハウスShibuya O-Crest店長・室(むろ)氏の主催で東京・晴海客船ターミナルにて開催され、大成功をおさめた通称“MURO FES”ことMURO FESTIVAL2012。年が明けた2013年7月、前回と同じ会場にて開催が決定した!
主催の室氏に加え、出演が決定した激アツ2バンドから“アルカラ”稲村氏(Vo&G)、下上氏(Ba)、“GOOD ON THE REEL”宇佐美氏(Ba)に、なぜか卓上に大量にあった駄菓子をツマミながら緊張の独占インタビュー!!
■2012年に初めてMURO FESを開催したわけですが、率直に感想などいかがですか?
室:良かったと思います。晴れましたしね(笑)
おかげで熱中症になりそうだったけど、会場の一体感はすごかったです。ただどうしてもトイレの問題はありましたね・・・女性用は列になってしまって。
宇佐美:室さん最初にあったときから焼けて顔、真っ赤だったですよね(笑)
稲村:トイレの問題は難しいなぁ。仮設増やすくらいしか解決しないんとちゃう?(キットカットをモグモグしながら)
下上:今回もステージ数は2ステージなんですか?
■そこです!下上さんの言うように、今回の会場はどういった使い方ですか?
室:今回は室内にも1ステージ作ります。計3ステージです!
一同:お~!
室:残念ながら時間の関係で、前回の売りだった“全バンド見られる”っていうのは無くなってしまうんですが・・・。ただよりたくさんのバンドが出られるし、
トイレも室内が使えるし、熱中症・日射病の心配もある程度軽減されると思います。
■前回の反省点・改善点はありますか?
稲村:フードコーナーはもうちょっと多いほうがうれしかったかも。
室:食べた?
稲村:うん、おいしかった(笑)
下上:屋台2台ありましたけど、スペースは広いから5台くらいでフェス感をもっと出したら楽しいかもですね。
室:反省としてはやはりさっき言ったようにトイレかなぁ。幸い熱中症になるお客さんはあまりいなかったようで、安心しました。
宇佐美:フードで思い出したんですが、LACCO TOWERのシゲさん(※)がステージ裏でAJISAI見ながら、ティアドロップかけて裸で横になりながらポテト&唐揚げ食べてましたよ(笑)ビール飲みながら(笑)
※LACCO TOWERのドラム。巨漢マッチョ。
一同:爆笑
稲村:“いきなり海!”っていう会場だったけど、誰も海に落ちたりしなかったからよかった(笑)
下上:何人か、海じゃないけど泳いでる人いましたよね(笑)
会場の後ろの方の水たまりみたいなところで。
■会場についてはどうでした?
室:交通の便は微妙でしたけど、都内で出来るってのはポイント高いです!音もよかったですね。野外なのにちゃんといい音してました。
稲村:ロケーション最高やな(笑)
宇佐美:俺は照明がよかったです!
下上:ラスト2バンドくらいしか照明の威力発揮しないよね(笑)
宇佐美:でもその感じがいいんです!陽が落ちてって徐々に照明が力を発揮してくるみたいな。
下上:その2バンドのためだけにって感じでね(笑)
稲村:そうやなぁ、あれはいい!
■2012年のテーマは“繋がり”でしたが、実際やってみていかがでしたか?
室:バンドが大きくなっていくにつれて、やはりCrestとバンド間の繋がりは薄れていくと思うんですよ。今回はそこをまた強くしていけたらと。前回は元々繋がりが強いバンドばかり出てもらったので、大成功だったかと思います。フェスとかにあまり行かない人も来てくれたから、目的としては良かったと思います。
稲村:野外フェスっていうと、楽屋が遠かったり移動に時間がかかったりで、対バンをじっくり見ることってホント限られてくるんですよ。でもMURO FESは出演者もライブハウス感覚で対バンを見れたし、いかにも“ライブハウスがやってるフェス”っていう感じでよかったです。アーティストと客席が一体になっているっていうか、2歩歩いたら客席みたいな(笑)
下上:確かに隔たりの無さはすごかった(笑)
宇佐美:客席側からもバックヤードが見れちゃうみたいな(笑)
お客さんから出演者が着替えているところも見えましたよね(笑)
それでもなんの問題も無かったってのは、なんかすごいなって思いました。文句いう人誰もいなかった(笑)
稲村:そう!お客さんとバンドがあんなに近い距離にいるフェスはなかなかないですよ(笑)
手作りフェス感があって楽しかったです。
■MURO FES 2013に望むものなんてありますか?
稲村:去年一回やってみてからの今年なんで、単純なフェスってだけじゃなくて、MURO FES特有の催しがあってもいいかもですね。ジャイケン大会とか(笑)
室:それか暑いからプールとかいいんじゃないですかね。ちょっとふざける道具があってもいいかも。水鉄砲ゾーンとか(笑)
音楽と遊びをミックスさせるのはいいと思います。記憶に残る「MUSIC&ENJOY」です(笑)
下上:バンド的にというかわからないですけど、確かにこっちも気合い入れて見るバンドが多いから、ちょっと休憩スペースがあってもイイと思いますね。リセットというか。慣れてない人は悪い意味じゃなく、疲れちゃうかなと。
宇佐美:顔だけ出せるパネル作りたい!思い出に残る写真が撮れるところ(笑)
※この後たくさん案がでたのですが、本当に当日やるかもしれないのでお楽しみに(笑)
室:昼寝ゾーンみたいなのいいかもね。
下上:外の芝生のフードゾーンなんかに何かあってもいいですね。
■「2013はこうしたい」みたいなものはありますか?
室:繋がりに加え、広がりを加えたいですね。新しい風は入れたいです。うれしいことに前回の反響は良くて、MURO FESに出たいって言ってくれるバンドは多いんですよ。それもあって、前回の2ステージから3ステージに増やしたんです。26バンドに出てもらおうと思っています。もちろんすべてが去年の延長線上にあります。1年で状況がだいぶ変わったバンドもいるんですが、そういうこと関係無く出演して欲しいですね。あとは単純に、心の底から今年も晴れて欲しい(笑)
一同:(笑)
室:あとはトイレ問題はもちろん、来てくれたお客さんが出来る限り楽しんで帰ってもらえるような努力はしたいです。もちろんみんなそれぞれがいいライブしてくれるのは間違いないので(笑)
お客さんにはもっと好きなバンド増やしてほしいです!
稲村:大きなフェスももちろん大好きですけど、MURO FESがきっかけでライブハウスやバンド主催のフェスも増えていけばいいですよね。各地でそういうのが増えれば、ますますライブハウスも盛り上がりますし。そのためにはMURO FES 2013は2012よりずっとイイものにしないとダメですけど(笑)
※2013年6月30日 アルカラ主催【ネコフェス】開催!! http://nekofes.net/
室:室内ステージも窓の外はレインボーブリッジだから、かなりイイ感じになると思いいますよ。
■最後に2013に向けての意気込みを!
室:夏の始まりを告げる“鐘”のようなフェスになってくれればいいですね!
稲村:バンドにとっても財産になるフェスだと思うから、出演できるのは将来への布石としてバンド冥利につきますね!
宇佐美:僕らもその前に一つ大きなイベントするんで、弾みをつけたいです。
下上:・・・・(iphoneをいじる)
■下上さん、シメで最後に意気込みを(笑)!
宇佐美:〆上(しめがみ)さん!
下上:え~と、特にないです(笑)
一同:爆笑
“よっちゃん丸”が大人気の様子が写真からも伺えるMURO FES2013第一回インタビュー。真剣に一つのフェスを作ろうという主催とバンドがいて、楽しんでくれるお客さんがいるからこそ成り立つMURO FES2013。「MUSIC&ENJOY」なアツい夏が待ち遠しい!
Text by : Kosuke Shimakura
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